長崎、五島で自然に近い養殖魚を新鮮な状態でお届け
五島の環境を活かした
養殖漁業
養殖技術が、
天然を超える!
全国から注目を浴びる五島列島産の魚介。
定置網で獲る天然魚だけではなく、
高い技術で育てる養殖魚も、
五島が誇るべき美味しい素材です。
「たかはし屋」がそんな養殖魚を仕入れるのは、
同じ上五島で養殖業を営む上五島の水産会社から
です。
激しい海流により海水の循環が速いことを活かし、
室内の生け簀ではなく、
自然に近い状態で魚を育成されています。
また、鮮度を保った配送にも
細やかなこだわりが満載。
当社はその素晴らしさを
より多くの方へ伝えるべく、
日本全国、そして世界へお届けしています。
上五島の養殖
藻雑魚から
生育
養殖は、稚魚「藻雑魚」を獲るところから始まります。
自然の海というのは、卵から稚魚になることすら難しい環境。
そんな中で生き抜いた藻雑魚は生命力が強く、よく育つのです。
基礎が整った藻雑魚を1年3ヵ月という期間をかけて大切に
育成することで、より上質な成魚に育ててゆきます。
海流が激しい
養殖場
養殖が行われている若松瀬戸の海流は、
速さおよそ時速10㎞。
汚染物が滞留しない激しい海流の中、
養殖場の魚たちは常に綺麗な水の中で
過ごすことができます。
巨大な網の中で回遊させているため、
よく泳ぎ、身の締まりは抜群。
また夏でも水温が上がりづらいため、
夏でもしっかりと脂が乗り、
旬が長い期間続くのも大きなメリットです。
独自に配合した
飼料
魚は、食べることをストレスとして捉えるとされています。
では、極力少ない量で、
いかに効率よく魚を太らせられるか―――。
上五島の水産会社ではより上質なものを低価格でご提供できるよう、
この課題への対策にも余念がありません。
与えるのは、五島のイワシと大豆を合わせたものを、週に3回。
栄養価が高いエサを与えることで、
程よく脂がのった魚へと育ちます。
魚は食べるものでにおいが決まりますが、
上五島の水産会社ではこの点をしっかりと踏まえている
ため、魚の臭みも限りなく抑制できています。
クセのない魚は小さなお子様や高齢の方にもウケがよいと、
飲食店様や各種施設様に好評です。
どれだけ上質な成魚に育てるかも重要ですが、その状態を保ち、
お客様にご提供することがなによりも大切。
鮮度が落ちる大きな原因として挙げられる身焼けを防ぐため、
上五島の水産会社は、短時間で冷却するシャーベット氷を
独自開発しました。
普通の氷
体温が2~4℃になるまで20時間
身焼けの恐れ
シャーベット氷
体温が2~4℃になるまで13時間
身焼けが起こりづらい
身焼けとは…
水揚げや締めの作業を行う際に
暴れたり力んだりすることで、
魚の体温は40度前後まで急激に上がってしまいます。
「身焼け」とは、まさにこの身に
熱が入ってしまうことを指します。
身焼けを起こした身は白っぽくなり、
口当たりもやわらかく変化します。
お刺身や鍋などにはあまり向かない状態といえます。
それを防ぐためのカギは、締めてからどれだけ短時間で
体温を2~4℃に下げるかということ。
生氷では20時間のところ、シャーベット氷では
13時間でそれが叶うため、より新鮮な状態で
お客様に届けることができていると言えます。
溶けにくい氷は
魚の味を落とさない
溶けた氷水を魚が吸収してしまうことを
膨潤(ぼうじゅん)と言いますが、
溶けづらいシャーベット氷はそれを防ぐ効果が見込めます。
これにより水っぽさがなく、
旨味が濃いままお客様のもとへお届けできるのです。